ミッド・スプリング (2003.4.13)

真夜中に雨上がりの緑道を一人で歩いていたら、突然アンパンが食べたくなった。
ジュルっと唾が沸くくらい。

ああ、そうか、桜だ。

ふと足元を見ると、舗装されていない緑道のあちらこちらに水たまり。
その水たまりには桜の花びらがたくさん浮かんでいて、緑道は茶色とピンクのまだら模様になっている。
水分をたっぷり含んだ雨上がりの空気が、水たまりの桜の香りを僕の鼻先までリレーしてくれたわけだ。

小学校脇の桜は今年も盛大に花を開いて、新入生たちを歓迎してくれた。
ごくろうさん。
来年も再来年も、それからうちの倅が入学するときにも、華やかな門出を祝ってくれよ。

確かうちには、実家からもらった桜の花の塩漬けがあったはず。
明日はカミさんに桜ゴハンをリクエストしよう。


latest | back number