頑固者の絆 (2003.4.14)

倅が“まる”をぶったので、ちょっと強く叱った。
“まる”は6才の雄のシーズー。
3才で視力を失ったけれど、倅よりもカミさんよりも長いつきあいの相棒だ。

で、「“まる”に謝りなさい」と言ったら、これがまるっきり無視。
何度か言っていたら、今度は二カッと笑っておもちゃを手渡してくる。
なんとかごまかそうとしているらしい。
それでもしつこく続けてみた。
「友達をぶつようなヤツは、父ちゃん大嫌いだな。“まる”にイイコイイコして謝るまでは、父ちゃんおまえと遊ばない」
そしたら今度は僕につかみかかってきて、メガネをひっつかんで唸ってる。
あげく、それをたしなめたカミさんの顔もパチン!
「母ちゃんと“まる”にごめんなさいするまでは、父ちゃんおまえと遊ばないよ!」

そこからが長かった。
愛嬌を振りまいて踊って見せたり、無理矢理膝に登ってきて抱きついてみたり。
だけど、絶対に謝らないの。
こうやって謝るんだよって“まる”の背中をなでて見せたり、カミさんのほっぺたをさすって見せたり。
結局倅が“まる”を抱っこして「ネンネー」ってやって見せたので、今日はここまでってコトにしたんだけれど、僕がこうするんだよってやって見せたようには絶対にしない。
もう意地になっているのが手に取るようにわかって、最後の方は笑いをこらえるのが大変でした。

で、“まる”は“まる”で、相も変わらず遊馬に飛びついたりしている。
結局二人でくっついて眠っているし・・・。

お尻をペンッくらいはした方がいいのかなぁ・・・なんて悩んだりもするんだけれど、実際のところどうなんだろう?
「お友達を叩いてはいけない」っていうことを教えるのに、叩くってのもなぁ・・・。

三つ子の魂百まで。
ま、父親始めて1年半だ。
父ちゃん、じっくりおまえとつきあうよ。


latest | back number