ママ友達 (2003.4.15)

本屋から帰ってくると、マンションの前で知った顔がふたり。
お向かいのマンションの、はっちゃんとママだ。

声をかけて、しばし立ち話。
はっちゃんは倅と同い年で、今月から保育園に通っている。
ママは建築家。
背筋の伸びたワーキングマザーだ。

「もうねぇ、朝は大急ぎで抱きかかえて保育園に行っちゃうでしょ。だから帰ってくるときは、はっちゃんの好きなように歩いてくるの」
そういうママのとなりで、はっちゃんは楽しそうに駐輪場のチェーンを揺らしている。

「保育園のお迎えって何時なの?」
「4時半だよ」

えっ? 今もう6時過ぎじゃん!
こうやって、あっちへ行ったりこっちへ行ったりする子どもを急かすことなく、2時間近くつきあっているんだ。
家事をやって、仕事もしてただでさえ貴重な時間を、こうやってしっかり子どもと過ごしている。

はっちゃんは幸せな子どもだ。
はっちゃんのママ、尊敬します。
でも、負けませんから、僕。


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