ニューエイジ母ちゃん (2003.4.16)

最近、カミさんの周りにニューエイジな母ちゃんたちが多い。
例えば「素手でトイレを掃除して自我を捨てよう」とか「他人の悪口を言わずに、その人に金粉を振りかけるイメージを持とう」「自我を捨てて宇宙とつながろう」なんていうの。
玄米食を取り入れたり、自己の内面と向き合ってメンタルなトラブルを積極的に改善したり。
ともすればカルトなイメージすらあるニューエイジというライフスタイルだけれど、そこに散りばめられたメッセージは至極当たり前のことばかり。
でもさ、これってニューエイジ?

金粉はともかく、他人の悪口を言っていると、年寄りから「そういうときは、その人の良いところを探してみな」なんて言われませんでした?
トイレ掃除だって、「便所をきれいにしているとかわいい子宝に恵まれる」とか「便所掃除をすると美人になる」とかって言ったもんです。
自我を捨てて自然と融合するっていうイメージは、まさに仏教の教えだし、自然を敬うなんてことは先住民族しかり、日本の神道しかり、その信仰の根元にあったものでしょ。
一月、松の内が終わって食べる七草粥なんかがそうだけれど、食べ物の機能をきちんと理解して体に取り入れるなんてことは、マクロビオティックなんてカタカナ言葉が無い頃から、普通 にやっていた。
そう考えると、ニューエイジの考え方って、決して"ニュー"ではない。
僕たちのジイさんやバアさんの頃には当たり前だったものが、欧米文化にこてんぱんにやっつけられちゃったってだけの話。
それが今、こうして"ニューエイジ"だったり"スローフード"なんてカタチで逆輸入されてるんだから面 白い。

決まり。
ニューエイジ母ちゃんたち。
あなた達はホントはとってもオールドウェイブなんだぜ。
でも、これだけ便利な世の中で、そんなまどろっこしいコトをやっているあなた達はエライ!!
"便利"イコール"幸せ"でも、"快適"イコール"豊か"でもないってコトだ。

さて、朝になったらご来光拝んで乾布摩擦でもすっかな。 (ウソです)


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