雨のせいで (2004.10.14)

雨が続いているもんで、仕方なしに電車に乗った。
バイク乗りのくせに雨だからって云々はこの際おいといて。
どんなにバイクが好きだって、社会人が打ち合わせで出かけるっていうのに、客先であたふたとカッパ脱いでたらおかしいでしょ。
で、その帰り。
代々木上原まで地下鉄で来て、そこで小田急に乗り換えるのだけれど、その代々木上原での出来事。

時間は午後八時をまわった辺り。
当然ラッシュ。
千代田線の終点で、他の乗客と一緒にホームへ吐き出される。
雨に濡れた傘やら肘やら鞄やらをぶつけ合いながら、反対の小田急線のホームへ。
と、気が付くと煙い。
煙が来る方向に視線を向けると、せいぜい自分の名前が漢字で書ける程度の馬鹿大学生(に見えた)が、大混雑のホームでタバコを噴かしている。
丈の合っていないジーンズに、今時キチガイでもなきゃ外に持ち出さないような、ブランドロゴがプリントされたビニールの巾着で、変な髪型の二人連れ。
デカイ笑い声と卑屈な笑顔。
"どうせ誰も文句なんて言えないんだろ"という態度。
可哀想に、今まで誰にも叱られなかったんだな。

「よぉ」
「あ?」
「煙い」
「あ、スイマセン」
謝るくらいなら初めからすんなよ。
こっちは手に持ってたハードカバー、背を下に持ち替えてたのに。

小田急線は全線全駅終日禁煙ってのに、素直に従っているオレがおかしいのか?
そうじゃない。
社会に反抗するなら、仕事に疲れて帰宅するサラリーマンに煙を吹きかけるなんてダサいやり方じゃなくて、主義主張を明確にした上で、効果 のある方法を考えるべきだ。
反発されないことを前提に、弱者に向かってウンコを投げつけても、自分の手にウンコが付くだけだ。
サラリーマンなんて、この世で一番弱い生き物なんだ。
そいつらに煙吹きかけて、黙ってガマンしている姿を笑うなんて、ダサすぎる。
田舎者どもがオレたちの故郷にウンコをまき散らす前に、奴らを殲滅するにはどうすればいいんだろう。

どうやら雨が続いて気持ちがダウンしている。

この間、夜中に女の悲鳴が聞こえて、警察に通報した。
なぜなら「誰か警察に電話してー!」って、女が叫んだからだ。
110番にダイアルして、オレは第一声こう告げた。
「子供が寝ているから、サイレン鳴らして家に来て、チャイム鳴らしたりするな」
数分後、チャイムが鳴る。
庭に面した窓には赤色灯が映っている。
一台や二台ではない。
数えてみたら四台もいやがる。
「だから、チャイムを鳴らすなって言っただろう」
一通りの質問の後解放される。
数分後、再びチャイムが鳴る。
間抜け面した別の警官が立っている。
「ご主人ですか?」
「・・・だから、子供が寝ているからチャイムを鳴らすなと言っただろう」
同じ質問の繰り返し。
「携帯のナンバーだって教えてあるんだから、こんな夜中にチャイムを鳴らすな!」
数分後、激しくドアが叩かれる。
目を覚ます息子と吠えまくる飼い犬。
ドアを開けると同時に
「ご主人ですか?」


この間、駅前の通りを家族で歩いていたら、怒鳴り声が聞こえる。
「止まれぇ!止まれぇっ!」
声の方向に視線を向けると、なかやまきんに君みたいな若いのが突進してくる。
やだな。
仕方がないから、ベビーカーを脇によけて、きんに君にタックル・エーンド・ハグ。
すぐに追いついた警官がきんに君にエルボー。
おいおい、やり過ぎんなよって思いながら、とばっちりはイヤなので、そそくさと駅へ向かう。
背後からはもの凄い罵声。
思わず振り向くと、罵声の主はきんに君ではなくて警官。
えらく下品。
アタマ悪いんだろうなぁ。



もうさ、ルール守れないヤツも、取り締まる側もダメ。
どうなっちゃうのよ。

 


latest | back number